1951-09-12 第11回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
○中西委員 大した相違はない……。そこで大体この記事によつてお尋ねいたしたいと思うのですが、これは私の党ばかりでなく、公党として重大なる問題だろうと存じまするが、総裁は公然の面と非公然の面とがあり、合法、非合法の両面を巧みに織り込んでおる、こういうような御意見であります。それは見方によつて、そういうふうにあるいは解釈されておると思いますが、現在は非合法組織は一応完成されたと推定される、こういうふうに
○中西委員 大した相違はない……。そこで大体この記事によつてお尋ねいたしたいと思うのですが、これは私の党ばかりでなく、公党として重大なる問題だろうと存じまするが、総裁は公然の面と非公然の面とがあり、合法、非合法の両面を巧みに織り込んでおる、こういうような御意見であります。それは見方によつて、そういうふうにあるいは解釈されておると思いますが、現在は非合法組織は一応完成されたと推定される、こういうふうに
○中西委員 そこでお尋ねいたしたいのですが、今これは新聞記事でありますから、責任のある答弁ができない、こういうふうにおつしやられればいずれ速記録の完成を待つてお尋ねしたいと思うのでありますが、しかしこれは総裁もこの記事をお読みになつたと思うのでありますが、その内容に関して別に大した相違はないかどうか。
○中西委員 大橋法務総裁にお尋ねいたしたいと思います。これは他にいろいろ議題もありますから簡単にお尋ねいたします。 それでこの九月七日の朝日新聞に、非合法の行動隊ということを、総裁が参議院の委員会で大野幸一議員の質疑に答えておられますが、これはその通りでありますか。
○中西委員 それではお尋ねしたいと思うのですが、たとえば石炭でありますが、大体一箇年現在どのくらい需要されているのですか。購買はどのくらいになりますか。御存じのはずなんですが、どのくらいの金額になつておりますか。
○中西委員 今の新線でありますが、これは全国の要望でありまして、当局は予算がないという一本やりですが、国鉄の運営についてわれわれが今まで知つている範囲でも、たとえば物件費その他を節約すれば十分な経費が出るわけであります。これは山崎さんの時代ではありません。前年度でありますが、たとえば石炭を、不要なものを三十億から買つて、石炭資本家が盛んに暴利をむさぼつているという事実がありますし、その他の物件費でも
○中西委員 それから今の職員あるいは従業員の給与でありますが、今どのくらいなベースになつているのですか。六十人分を増額して一体どのくらいな見当になつておりますか。そうして最高と最低、そういうふうなものはわかつておりますか。
○中西委員 それから前の御説明の中に、上野図書館その他で暖房装置がなくて非常に寒くて困つておるのですが、今度のそういうような設備についてはどういうふうになつておりますか。
○中西委員 ただいまの御報告によつて、予算の少い場合に館長さん以下が非常に苦心をされているということがわかりまして、感謝にたえません。大体それは非常にけつこうでございますが、新しく建物を増加する建築費の予算というものは、御説明になつたようですが、幾らぐらいになつておりますか。
○中西委員 それはあなた方の考え方からすると、年末賞與を減せば、それで車両がふえる。それは非常に簡單だと思いますが、そういうようなあなた方の考え方では、一般勤労大衆が困るということなのであります。そういうむりなところで削減をしないで、そういう例は今までもたくさんある。国鉄は人員を整理をする上においては、非常にむりをしておる。たとえば独占資本の方にはどんどん金をやりながら、勤労大衆の首を切つておる。そういうやり
○中西委員 前に岡田委員に対しては、車両費の方へまわすことになれば年末手当が少くなる、半月になるということをはつきり言われたと思いますが、聞き違いですか。これは岡田委員のそこに速記もあるでしようし、岡田委員に対してそういうふうに答えられたと思いますが……。
○中西委員 御説明の際に少し遅れましたので、御説明を聞いていないのですが、今の岡田委員の御質問の中から申し上げますと、人件費、給與改善費あるいは年末手当、ことに年末手当なのですけれども、これを削減すれば車両費に充てるというが、今輸送を円滑にして、そうして食料品なんかをぐんぐん供給してくれなければ大衆は困るので、ことに食料品等の重要な生活物資の滯貨が至る所である。で政府機関がそれを奇貨として、盛んに物価
○中西委員 新線は非常にけつこうでありますが、今まで戰争によつて中止された線が大分あるようでありまして、私が国政調査で参つたときにもそれを痛切に感じたのですが、国の費用がずいぶんかかつておる。隧道その他橋脚に非常に金がかかつておる。またある線によりますと、すでに土地が買收されてしまつて、一向それが使つてない。農民が使わなければ返してくれというので、今それが畑になつておる。あるいは上田の何とか線その他
○中西委員 今淺沼君が言われた通りの東海道第一主義で、実に北陸から長野はひどい。列車に乗つていても、その駅ごとに町村の人たちが出て来て陳情される。それは主として電化の問題でありまするが、ことにトンネルのごときは非常に危險だ。よく聞いてみますると、六十五年以上も修築をしていないという、こういうふうなあのたくさんのトンネルの中にくずれかかつているのがあるそうで、われわれが旅行するにさえも非常に気味の悪い
○中西委員 こうした行政機構の改革というものは、むろん行政の簡素化にあると思うのですが、同時に経費の関係もあると思うのです。経費の関係を節減する最も重要な部分は何かというと、人件費だろうと思います。そういうふうなものに対して何ら成算がまだないということは、すこぶる納得しかねるのですが、そういうことについては全然御方針がないのですか。どのぐらいの人員をここで整理して、どのくらいの経費を節減するというくらいのことは
○中西委員 ただいまの御説明は少し言語が不明瞭で、ときどきわからない点があつたのですが、しかしこの行政機構の改革で当然起こつて来るのは、人員の整理だと思いますが、この点について触れておられないし、また報告によりますとまだきまつていないというようなことでありますが、行政整理に伴つて当然配置転換あるいは首切りが予定されておるだろうと思いますけれども、それはどういうふうなことになつておりますか。その数あるいはそうした
○中西委員 昨日転覆したのにまだ原因がわからないのは、相当怠慢だろうと思いますが、そういう原因がわからない限り、ことにこうした交通の頻繁な線では、今になつても原因がわからないというふうな、実にあいまいな当局の態度は、われわれに不安の感じを起させるのでありますが、磨滅をしていたというふうな記事がありますが、それは否定されますかどうですか。
○中西委員 この原因は今わからない、まだ調査中のようでありますが、今度は共産党員がやつたというようなことは新聞に出ておりませんが、大体新聞記事を見ましても、レールが磨滅していたということが事実のようでありますが、そういうような点はお認めになりませんか。
○中西委員 今政府委員の御答弁を聞いておりますと、どうも了解ができない。御承知のごとく地方における、ことにバスですが、これの負担のごときは、その他の交通機関よりもずつと上まわつておりまして、農民の負担というものは非常に莫大である。これは皆さんが御承知の通りでありましようが、この上にさらにガソリンの値上げをして、それが直接農民の負担になるということは、とんでもない話でありまして、今政府委員の答弁を聞いておりますと
○中西伊之助君 私は、日本共産党を代表いたまして、ただいま議題となつております漁港法案に遺憾ながら反対の意思を表示するものであります。(「委員会では賛成しておるではないか」と呼ぶ者あり)それにつきましては、当時修正意見を出したのであります。委員長も報告されたのでお聞きになつたと思うのでありますが、修正意見がいれられれば、むろん委員長に報告の通り賛成するのであります。いれられなければ反対するのは当然なことである
○中西委員 キテイ台風のときに、私災害委員で神奈川県それから靜岡県の方を視察したのですが、その当時大磯、小田原、ああした一面の海面に、防波堤の破片が流出して沈下して、沿岸漁民がほとんど地びきができない。失業状態だということでありましたが、その後水産庁に参りまして、前の飯山長官にも、早急に掃海をしてもらいたい、ああした沿岸の漁民は、相当広範な零細漁民でありますから、急速に掃海をしてもらわないと、失業状態
○中西委員 この漁港法の立法精神についてはまつたく賛成であります。ことに沿岸漁民、零細漁民が漁港を待望していることは非常に切実でありまして、非常に時宜に適した法案であると考えております。ただ法案の内容でありますが、これは簡單に申し上げて修正点を述べたいと思うのであります。 大体におきまして、これは関係方面の修正意見の中にもあつたようでありますか、本法は過大な権力と統制権限を大臣に集中し、非民主主義的
○中西委員 漁民が漁港を待望しておることは非常に切実でありまして、本漁港法案の大要の趣旨は非常にけつこうだと存じます。ただ最近、私の見聞したところによりますと、これは神奈川県でありますが、金沢八景のあの附近に、漁港の予定がいたされておるそうであります。漁港たちはどうしてこういう所に漁港をこしらえるのだと、非常に沿岸漁民が疑問にしている。そこでその地域はどういうふうな地域かと申しますとこれは戰時中に潜航艇
○中西委員 ただいまの御説明で大体わかつたのでありますが、従来とも瀬戸内海、ことに今度調整される地域、こうした海岸では底びきが盛んに不法に侵入して来て、沿岸零細漁民が非常に困難をしておることは前から言つておりますが、今度のこうした調整によつてさらにそれがむしろ合法化されて、徳島県や和歌山県その他の底びき業者によつて沿岸漁業者がさらに困難を加える結果となると私は考えております。その点から見まして、兵庫県
○中西委員 仲買人に対する金融については異存はないのです。従来の仲買制度というものが、醜態百出で中間搾取であつた。でありますから今後のそうした制度を設定するにしても、やはりそうしたことを復活する——そういう方法で復活するということには反対でありまして、今の資金の枯渇ということについて、購入資金を供給するということはむろん賛成であります。だから仲買制度、そういうふうな名前でなく、もう少し従来の弊害を矯正
○中西委員 一昨日、これについてよく調査して、その賛否あるいは討議なりをするということになつたのですが、突然委員長が採決をされたようでありますが、多少これについて私異議があります。 金融でありますけれども、大体仲買制度の復活ということでありますが、これは従来仲買制度というものが、いかに弊害があつて、高度の中間搾取をやつて、生産者といわず、消費者といわず、非常にその点で不利益であつたということは、もうどなたも
○中西委員 今の小松委員の御発言に対して賛成いたします。近ごろの吉田内閣の人事は実に血迷つておるように思われます。第一には蜷川長官の罷免その他やり方が、実にフアツシヨ的というふうに考えます。飯山長官の罷免のごときも私水産委員としてあまり長くはないのでありますが、日ごろ老練の長官のように考えておりましたが、突如としてわれわれに納得の行かないような理由でもつて罷免するというがごときは、いかに吉田内閣の人事
○中西委員 この問題については、あさつての会議にかけていただきたいと思います。私は今の鈴木さんの修正意見に賛成でありますし、生産者を主体とする組織は非常にけつこうであります。しかし消費者はどういう影響を受けるかということも問題でありますから、われわれも一応検討したいと思いますので、あさつてやつていただきたいと思います。
○中西委員 漁港の災害費も当局から御報告になつたかと思いますが、私知らないのです。あの二十四年度の予算の中に編成されているはずですが、キティー台風その他で相当漁港の災害があり、私どもも災害委員会から調査に参りましたが、その後どういうふうになつておるか、お聞きしたいと思います。
○中西委員 私水産庁の御方針を承りたいと思うのであります。これは直接の所管としては運輸省なんでありますが、十一月二十一日に神戸海上保安部保險課長から保安庁の方に報告しておる――これは新聞にも出ておるのでありますが、大量に底びきを検挙した。ことに由良その他淡路の海岸一帯に底びきが検挙されておる。こういう陳情は、前に神奈川県の三浦牛島の漁民諸君からも陳情がありましたが、大型の底びきが盛んに漁場を荒すというので
○中西委員 ただいま議題になつております漁港法でありますが、次に港湾法というふうに案として出ております。私まだ詳しく内容を検討しておりませんが、前の委員も言われた通り、どうも漁港法と港湾法とは表裏一体をなすような気がするのであります。最近仄聞いたしますと、日米漁業協定が協定の運びになるというふうなことを聞いております。これはもう御承知だろうと思いますが、大体においてマツク・ラインを撤廃してアラスカ漁場等
○中西委員 最近協同組合法の構想が法制化され、民主化はされたけれども、これに経済の裏づけがないから、こんなものは空文になるという意見が漁民の中に、ことに勤労漁民の中に非常に強いのであります。われわれは、この協同組合の将来は確かにそうであつて、ただ法制化されても、経済的な基礎がなければ何にもならない。ところが今長官の御説明によりますと、そうした協同組合の経済的基礎をつくるために、いろいろやりくりしておるというようなお
○中西委員 議事進行について簡單に申し上げます。これは決してりくつつぽいことを申し上げるのではなく、委員長にお聞きしたいのですが、小委員会案であります。これは小委員会で決定されたように伺つておりますが、昨日からの公述人のいろいろな問題があります。小委員会の決定たるものがわれわれにわからないのでありまして、プリントも出してないようでありますし、新聞に出ているという話ですが、まだ新聞を読んだことがないので